平成ポケノベ文合せ 投票所

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平成ポケノベ文合せ2015~冬の陣~投票会場

こちらは平成ポケノベ文合せ2015~冬の陣~投票会場です。

今一度以下の投票ルールをお読みください。

◆投票方式

 今回の投票方式は「持ち点制」となります。
 あらかじめ設定されたポイントを好きな作品に好きな数だけ振り分けるやり方です。ポイントが続く限り、投票先の作品はいくつになっても構いません。
 持ち点は投稿された作品数に応じて変動し、「投稿数÷2(小数点以下切り捨て)」となります。

◆投票ルール

・作品投稿に参加していない方でも参加できます。
・持ち点は必ず使いきってください。
・作品投稿者は投稿時と同じ名前で投票してください。
・点を投じた作品には必ずその理由を明記してください。
・批評の段階をはるかに越えた暴言・中傷は厳禁。

持ち点は 5ポイントです


以下投稿テンプレート
#####################################################
※各欄は必要に応じて書き加えること。
名前:
自作品タイトル:


【投票作品とポイント】
・(作品名)/pt
・(作品名)/pt
・(作品名)/pt
....

【投票理由】
・(作品名):
・(作品名):
・(作品名):
....

【投票ポイント確認欄】
(1作品目に投票したpt)+(2作品目に投票したpt)+(3作品目に投票したpt)=最初に与えられたポイント


【自由感想欄】


#####################################################
テンプレートここまで

投票は当記事のコメント欄からお願いします。また過去の企画投票記事へや部門を誤っての投稿がないようお気をつけください。

※投票する際、「管理者にだけ表示を許可する」にチェックを入れないでください。
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  1. 2015/01/27(火) 00:36:17|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:9
| ホーム | 平成ポケノベ文合せ2013 ~秋の陣~ イーブイ部門投票会場>>

コメント

#####################################################
名前:オンドゥル大使
自作品タイトル:√10


【投票作品とポイント】
・イトコンミラクル/4pt
・KLOA the Jet Wind/1pt
....

【投票理由】
・イトコンミラクル:文句なしに面白い。短編の出来としては最高峰でしょう。糸のテーマをいい意味で曲解した作品で私は大好きです。
・KLOA the Jet Wind:ポケスロンを題材にしたのは珍しい。サクセスストーリーでなおかつ良作の印象ですが1ポイントの理由は後述します。
.

【投票ポイント確認欄】
(4pt)+(1pt)+=5ポイント


【自由感想欄】

1 ゼノム・アステル

 硬派な文体と香港映画を想起させるシナリオ。さらに言えば、同じ師を持つ弟子同士の友情と確執。それらが全て描かれていて濃密な作品でした。しかし私がポイントを入れる要因にならなかったのはこの作品、別段ポケモンオンリーにこだわる必要がないのです。わざわざサンダースとルカリオにするメリットがない。テーマ10ならばオリジナルも可能なはずです。作者様的には恐らくお気に入りのポケモンを活躍させたいという思惑が先行したのでしょうが、それが逆に不自然に映ってしまう。リアルな感情とリアルなバトルなだけにわざわざポケモンにする意味がない。全編通して思ったのはそれでした。人間でも普通に読み替えられますし、これはそもそもの配役ミス、という事でしょうか。
 面白いだけに残念です。二次創作という縛りがないのでこれはそのままオリジナルに活かしてはどうでしょう? 余計な提案かもしれませんが。
 10も無理やり組み込んだ感があります。この話ほどのスケールならばむしろ今回の文合わせに急ごしらえするよりもきちんと筋道を立たせて連載、のほうが向いているのかな、と思いました。

3 イトコンミラクル

 ミラクル交換で糸コンニャクが出てくる。しかもそれがポケモンと誤認させる。この発想が素晴らしい。簡素な文体で読みやすく、なおかつワンアイデアによって最後まで読ませる力を持っている。今回の文合わせでこれが一番だと私は感じます。シンプルイズベスト、という言葉がよく似合う。しかも主人公はその糸コンニャクの魅力にとりつかれてしまった人間。オチに少しばかりブラックなものを持ってきたのはナイス。短編としてここまで出来上がった作品も珍しいです。削るところをきちんと知っている。技量の高い作品だと感じました。面白かった分+これからの文合わせにも参加していただきたい期待分を込めて4ポイントにします。

4 KLOA the Jet Wind

 黒いゲッコウガのクロアがその自分の特性を活かせる場所にたどり着くまでのサクセスストーリー。読み味もよく軽快で、読後感も爽やか。とても整っている印象を受けました。ただ、これは勝手な私の邪推に過ぎないのですがある意味では「書き馴れている」というか「内輪に入っている」感もありました。説明が難しいのですが前回の文合わせでも言わせていただいた「ポケノベ慣れ」している人達の一人だと感じます(違ったらすいません)。ある種、ニーズに応えるものを持っているのですがそれが逆に単調さを感じさせてしまう。厳しい言い方をさせていただけば伸びしろというものが少ない。私に合わなかっただけで多分、この作品が今回の優勝、あるいは準優勝なのでしょう。ですがあえて厳しさをもって1ポイントとさせていただきます。勝手な言い分ですが冒険心を持った作品が好きなので。

4 そして糸車は回る

 アリアドスが奇妙なアリアドスと出会い、母親の形見である織物を自分で続きを紡ぐまでのお話。森の仲間たちや、ストーリー自体はスタンダード。言ってしまうとどこかで見たような印象を受けます。オリジナリティに乏しい、とでも言うのでしょうか。あと最終着地点が物語を紡ぐ=母親の形見を紡ぐ、なのでしょうが途中で出て来た変なアリアドスのキャラクターが弱い。変ならもっと変にしてしまえばいいのに中途半端に常識人なので「これは変なのかな?」と首を傾げたくなってしまう。あとは中ほどのダレ感がありました。もっと早く二人を引き合わせるべきだったと感じます。あと主人公のキャラクターもブレブレなので、中途半端に訛りが入っていたり、シリアスと笑いの緩急が不明だったりとありました。一人称が最後のほうでようやく「僕」だと固定されるまでがストレスです。冒頭の母親が死んでいたシーンもあれでは人間なのかと誤認させてしまう(それが狙いならば仕方ないですが)。ポケモンでやるのならば母親と主人公は人間で、イトマルとアリアドスは手持ちのほうがうまみがあります。全体的に技量が整っていない印象でした。話がまとまっているようでまとまっていないというのでしょうか。こうしたい、という着地点は絶対はっきりとしているのに、そこに至るまでの流れが不自然だと思いました。

6 貴方へ

 完結していない作品は評価のレートに上がりません。

 ……だけで済ませてもいいのですが一応、これからのアドバイスをば。

 まず全体的に話がどうしたいのか、何を目的としているのか、最終着地点がはっきりとしなさ過ぎています。歴史を紡ぐ=糸を紡ぐようなもの、という風にしたいのならばもっとそこを強調すべき。これではただポケモンたちが戯れているだけです。しかも戯れだけで1万文字(数えていないので書いてある通りならばですが)を超過するのは構成が成っていないというほかない。クレープを食べたり、遊んだりさせている暇があればストーリーを進めさせるべき。短編ならばなおのことです。また本来ならば後編がつくという触れ込みでしたが一人一作です。お間違えのないよう。
 あとキャラクター紹介はいらない。キャラクターの性格やクセ、はたまた交友関係は話の中で見せるべき。キャラクター紹介で文字数を食えばそれは本末転倒というものではないでしょうか。
 短編企画という本旨を忘れている、あるいは理解していない印象でした。最後に一つだけ。エンドマークまで書く事こそが物語においては幸福なのです。いつまでも終わりのない物語を書くのもいいでしょう。ですが始めた以上は終わりがあるのです。物語とはだらだら続けるものではありません。

【総括】

 作品数が少ないのは今回、結構残念なところでしたね……。新規さんも混ざりましたが、一番に言えることは適材適所でしょうか。この題材ならばこう、というのが今回少なかった印象があります。
 辛口になってしまいしたが面白かった作品は素直に面白かったです。
  1. URL |
  2. 2015/01/30(金) 16:43:46 |
  3. #-
  4. [ 編集 ]

名前:48095
自作品タイトル:イトコンミラクル

【投票作品とポイント】
・√10 / 3pt
・KLOA the Jet Wind / 1pt
・そして糸車は回る / 1pt


【投票理由】
・√10:
 SFというのでしょうか、いやちょっと、だいぶ違う……か、とにかくこういうの好きです。こういうの、としか言えない自分を恨めしく思っちゃいますが。
 ときどきぞっとするような残酷な場面(と表現すると途端に残酷とは違うような気もしてしまうのですが)があるのがまたポイント高いです。どこもそんなふうにも思えるのですが、例えば人間を焼く話やミュウツーの話がそうなのではなく、公園で遊びふける子供達やトキワの森のバタフリーといった、はじめ無邪気に思えるところから一気に白黒反転させるみたいな、そんな感じがなんともいいですね。大好きです。

・KLOA the Jet Wind:
 読み終えた後の気持ちのよさといったら! 他の投稿作品がそろってそれぞれ闇みたいなものを抱えていたから特にそう思うのかもわかりませんが、とてもさわやかで気分のいいお話でしたので一つ点を入れさせていただきます。

・そして糸車は回る:
 この、「思い切り嫌悪するほどでもないけどなんなのこいつ」的な感じとか、「うわあ面倒くさいことになるなあ嫌だなあ」的な感じが、一々丁寧に描写されているのがたまらなく好きです。
 森のポケモンたちの、よそ者をものすごく警戒するみたいな閉鎖的な考え方、というのでしょうか。これもまた好み。
 本当はもう少し多くポイントを入れたかったのですが……そのあたりは自由感想欄のほうに書きます。


【投票ポイント確認欄】
3 + 1 + 1 = 5

【自由感想欄】
 投稿、投票共に初めて参加させていただきました。感想を言葉にして書くというのがあまり得意ではないのですが(すでに投票理由の項目の文章でバレバレですね)せっかくなので思ったように書きたいと思います。


・ゼノム・アステル
 闘いの描写に圧倒されました。なんというのでしょう、こう、重厚な感じ。重厚すぎて私は押し潰されてしまいました(企画の投稿作品でなかったら最初のほうで閉じていました、ごめんなさい)。
 こういう世界観だ、と思うべきなのでしょうが、ポケモンが、人間の使う道具を扱っているせいか、あまりに人間じみていすぎて、擬人化作品とか、ポケモンの被り物をした人間のお話にも思えました。それを防ぐための(為、だったかどうかはわかりませんが)四足ポケモンチョイスはよかったと思います。
 巧すぎて、何かの域を越えてしまった感じ……ですか、私には合いませんでしたが好きな人はすごく好きだろうなと思います。ということで私の持ち点は別の作品に回させていただきました。
 ポケモンが漢字を繰るというのもまた不思議な感じがしましたが、テーマの10(十)の使い方はとても面白かったです。
 最後に、ゼノム・アステルとはなんでしょうか。

・√10
 投票理由のところにも書きましたが、遊びふける子供達のところが特に好みです。それ以外ですと次の、意味なくいつか消えるブー。これは後で調べて知ったのですが、ゲーム内のエキストラの台詞だったのですね。ゲームの登場人物の、現れて消えてという話は(このブーの人ではないですが)私もいつか書こうと思っていました。単に切ないだけで言い表せない感じがありますよね。全然関係ないけど、これはダメタマゴです、って台詞も好き。
 それぞれぶつ切りな、しかも意味のありそうでなさそうでありそうな、言ってしまえばよくわからない話の集合体でしたが、そうであることも含めて私にはたいへん美味しい作品でした。
(決して、単によくわからないから好き、というのではないです。なんだろう、上手く言葉にできないのがもどかしい! なんて罪作りな作品!)
 最後に、√10とはなんでしょうか。人と話したとき、√10同士で掛け算したら10になる、という話が出たので、ハルオ掛けるテトラで10のお話、みたいな感じかなと私は思ったのですけれど。

・イトコンミラクル
 昔、母の作った肉じゃがで、肉よりじゃがよりたまねぎよりグリーンピースよりもまず、味のよく染みた糸こんにゃくだけを箸でつまんで食べていたことを思い出しながら書きました。
 大好きなんです、糸こんにゃく。
 糸こんにゃくをこの世に生み出してくれた偉い人にばんざい。

・KLOA the Jet Wind
 手に汗握る、熱い戦い、本当によかったです。チームへの加入、特訓、そして試合とよくも一編にまとめられたなと驚きです。読んでいて長すぎると感じさせないのも素敵。
 そういえば、キングも色違いでしたか。キングが色違いである意味はあまりなかったのではないでしょうか。

・そして糸車は回る
 森のポケモンがたくさん出てくる、というのも楽しかったですね。途中で踏んじゃったマユのポケモンに謝っておこう、あーでも行き会えなかった、って所とか、割と好みです。虫たちの世界ってそんな感じっぽそう。
 変なアリアドス、というところで、すぐに色違いかしら、と思い至ってしまいました。そしてその通りでしたね。
 色が違うから変だと言われたり特別視されたりというのは書きやすいのですけど、どうにもありきたりに思えてしまいます。この作品のアリアドスの彼女は、もう少し別な意味で変だと思わせたり、それかいっそ態度だけで森のポケモンたちに「変なやつ」と言わせてしまうのもよかったのではと思いました。投票ポイントが少なめなのはこのあたりからです(こちらも大好きな作品なので決断にものすごく苦しみました)。
 ドクケイルたちと話しているあたりとか、排他的な村での見知った者同士の会話、みたいな感じがものすごくしましたし、その方面を強くしてお話を作ってもよかったかもしれません。思いきり私の好みどすとらいくになっちゃいますが。

 余談になってしまいますが。
 ポケモン創作作品での、色ポケ大安売り感、そしてついでにブイズの大安売り感(今回の投稿作品でのサンダースの選択はそれぞれよかったと思いますが)に倦んでいる(というと全国の創作勢から顰蹙買いそうですが)のは私だけでしょうか。創作なので好きなように書けばいいだけの話なのですが、たいした意味もなくやたらに出てくるとうっぷ、ってなります。
 必然性みたいなものがあったり、安売り感が気にならないくらい面白ければいいのですが……。


 なんだかいっぱい(しかも偉そうに)書いてしまいました。
 独特で濃ゆい作品が多くて楽しかったです!
  1. URL |
  2. 2015/02/01(日) 13:00:16 |
  3. 48095 #jskS2Ww.
  4. [ 編集 ]


名前:はやめ
自作品タイトル:なし

【投票作品とポイント】
・ゼノム・アステル /3pt
・KLOA the Jet Wind/2pt

【投票理由】
・ゼノム・アステル:テーマ「10」に則していて、物語全体の内容に緩急と均整がとれており、キャラクターの心情描写を読者側から汲み取れた。誤字も見受けられず、非常に完成度の高い作品だったため、三票を投じる。

・KLOA the Jet Wind:「ポケモンバッカー」という映画特有の要素を採用したことが挑戦的・意欲的で楽しく読めた。作者の解釈で生きた世界観を造り上げ、いきいきとスポーツに打ち込むポケモンたちの躍動的な姿が目一杯に表現されていたため、二票を投じる。

【投票ポイント確認欄】
3+2=5


【自由感想欄】
 参加者及び主催者のみなさん、おつかれさまでした。
 例年よりも少ない作品数ではありましたが、今大会も様々な着眼点から攻め込んだ作品を楽しませてもらいました。
 特徴的なのは、ポケモン多め・人間少なめの傾向でしょうか。気のせいですかね。
 それと、全体的に誤字が目につきました。せっかく完成度が高くても、少しの誤字でそれまでのムード・テンションを崩してしまいかねないので、ぜひ推敲には時間をかけて欲しいです。
 以下は個別感想になります。色々言いたいこと言ってますが、あんまり気にしないでくださいね。


― テーマA「10」 ―
◆ゼノム・アステル
 勝てません。
 途中まで読んでそう思いました。高密度の文章に必要な情報が凝縮されており、かつ読みにくさを感じさせない技術には恐れ入るばかり。和の世界に無理なく没入することができ、最初から最後まで統一された雰囲気が保たれていました。
 しかし、戦闘描写に調べないとわからない部分が多く、文章の展開速度と想像が間に合いませんでした。常に高度な語彙への知識を要求するため、この疾走感を殺してしまうのは惜しいな、と。
 タイトルはどのような意図を含んでいるのでしょうか。この世界観だと漢字の方が合いそうでしたが。気になるところです。
 この題材は連載向きだよね、と思いつつ読みましたが、読了後にはバッチリ読み切りしてるなあと落ち着きました。

◆√10
 自分の読解力も足りないのでしょうが、わかりにくい。頭がこんがらがりました。
 わかるまで読み込もうと思う作品とわからないからもういいや、となる作品の内、これは後者にあたります。それも好みの問題ですけどね。
 最初と最後が肝心なのかなという感触だけは掴めました。ジラーチが絡んでいそうですね。

◆KLOA the Jet Wind
 ポケモンバッカーを起用した作品、というだけでも見所。公式の小ネタを回収して独自解釈する作品が好きなもので。
 ポケモンたちの共通言語を介した会話も微笑ましく、各々の長所がスポーツに生かされる場面は爽快でした。
 非常に惜しいのは、打ち切り作品のような終わり方です。あれ、もう終わり? なんでこうしてしまったのだろう、と思いました。
 サンダースとの和解或いは決着、試合後の描写までやり切って欲しかった。期待と違う方向に行ったので、不完全燃焼でした。


― テーマB「糸」 ―
◆イトコンミラクル
 これあの人だろ、といきなり検討つくのがw コンテスト名物の変わり種枠という印象。思わず笑ってしまう。
 その方面に特化していたせいか、心に訴えるものはなかったように感じます。
 ポケモン以外を捕獲出来るモンスターボールというアイデアは斬新。何かに生かせそうです。

◆そして糸車は回る
 導入の文章が読みにくい……。最初それで投げてました、ごめんなさい。もっと読みやすさに気を配って、推敲を重ねて欲しいです。
 ポケモンならではの優しい世界観を覗く思いでした。
 実際ではあんな性格の人間がいたら付き合いを拒むでしょうが、虚構でこそ映えるキャラクター性がなんだか可愛らしかったです。要するにアリアドス♀かわいい。
 展開的にはもう一押し欲しいところ。静かな物語に一押しも何も求めるのはアレですが、最後の母のくだりは唐突に感じたので。

◆貴方へ
 完結作品の提出が最低限のルールだと思うのですが。
 ただ場所を変えた雑談が続いている……という印象で、起伏がなかったです。
 それと、登場キャラクター紹介を文章中に設けるのは邪道では? 地の文や描写で魅せるのが腕の見せ所だと思います。
  1. URL |
  2. 2015/02/05(木) 12:24:14 |
  3. はやめ #hZZH9cL6
  4. [ 編集 ]

異質の師

名前:水雲
自作品タイトル:ゼノム・アステル

【投票作品とポイント】
・KLOA the Jet Wind/3pt
・√10/1pt
・イトコンミラクル/1pt

【投票理由】
・KLOA the Jet Wind:起伏に富んだ展開とテンポの良さ、王道かつ「短編らしさ」
・√10:不思議な読後感を思わせる締めくくり、独特のストーリー
・イトコンミラクル:安定した文章力、着眼点、微妙な後味の悪さ

【投票ポイント確認欄】

KLOA the Jet Wind(3pt)+√10(1pt)+イトコンミラクル(1pt)=5pt

【自由感想欄】

>>1 ゼノム・アステル
 三度連続一番乗り。なんだかもう投稿順序でわたしを連想されそうでしたが、開き直りました。
 原題は「異質の師」のつもりです。
 「Xeno master」→「Xenom aster」→「ゼノム・アステル」です。
 あえて区切り方を変え、時紅と呼真の道半ばっぷり、未熟さを暗喩しています。
 前回の企画が大人向けだの官能的だの冷やかされてきたので、じゃあ今度はおっさんだらけにしてやりますと決心していました。
 そう意気込んだはいいものの、肝心の土台がまったく思いつかず。テーマが発表されてついに一筋の光明が。「10」を「十」に置き換えてもいいのかな? あれ、それじゃあ「十文字」とか「十字架」とか、形状的な言葉をテーマとして扱ってもいいのかな? やはり数字的に使うべき? どうしようめめさん! と迷い、めめさんに泣きついてDMを送信した経緯があります。大丈夫ですとの返答を頂きましたので、一旦落ち着くことができ、改めて話を練り練り。「十」ってそういえば交差しているな、「十二」にしたら「王」になるよな、漢数字なら漢字たくさんの舞台がいいかなあ、二画をどう扱おうかな、あ、そろそろ文合せでもサンダース出したいな、ダイケンキも出したいな、しめしめ……。
 みたいな遊びごころ満載で、テーマからストーリー、登場ポケモンを決め、横文字を極力制限した自分なりの中華風ポケモン世界を描こうという展開に至りました。そこから先は簡単で、もう寝る間も惜しんでノリっノリで書いていたので(仕事が1/3から再開という焦りもあって)、あっという間に2万字を越えました。深夜テンション恐るべし。しかも投稿時に思い切り文字コードが化け、慌てて注釈を追記したのも苦い思い出。かっこよく締めくくるつもりだったのに、下の脚注URLで超台無しです。
 どっちが勝ったか、青風は結局何しに白牙山へ向かったのか、本当に動乱の兵だったのか、などなど謎は多く残されておりますが、ご想像にお任せします。


>>2 √10
 和風と現代風と、少しばかりの幻想さが混ざった不思議な舞台背景を思いました。純文学調を彷彿とさせながらもひとつひとつの文章がかなり単調で、淡々とした印象だったのですが、それがそれぞれの転生世界の淡泊さを引き立たせています。難しそうで読みやすい。基本軸は「ポケモンとともに生きる世界」なのでしょうが、その中で「ポケモンがゲームになっている現代世界」をひとつ採用したセンスには脱帽です。こういうのに弱いんです。悔しい。
 【あなた】パートはちょっと読み解ききれませんでした。ここだけが長く描かれている分、核ともいえる章なのでしょうが、深く読み落とせば読み落とすほど裏がありそうですね。無理せず頭をシンプルに、ただ転生世界のひとつとして考えればすっきり読みきれるのですが、それではこのパートだけ長すぎる。ともなるとやはり前述の世界とは一線を画したものとして作者自身も取り扱っていたのでしょうか。その辺の意図は是非とも知りたい所存です。


>>3 イトコンミラクル
 こんにゃくが売れるためには時期を必要とします。大体の調理方法はおでん、すきやき、煮物などなど。つまり秋から冬にかけて需要がピークに達し、春に向けて下降します。季節によっては売れないもの(あるいはところてんを売り込む時期)なので、店側としては「季節的に売れない商品を売り込んでも致し方なし」というスタンスを継続していたのでしょう。品揃えを抑えていたのもそういう理由だったのでは、と主人公を諭したくなります。
 こんにゃく粉を水に溶き、のりが充分に出来上がってから更に練る。凝固剤の石灰水を加えて更に更に練り練り。型箱に入れて放置して成形。あとはカットして包装してはい完成。黒イトコンにしたければひじきなどの粉末を添加して着色します。ところてんのように細く突き出した「つきこん」、その他「有機栽培」「生芋」「あく抜き」「バタ練り」「ねじり」など、製法や原料、形態にこだわったものもあります。江戸時代後期、粉の状態で保存する方法が考案され、それまでは秋から春にかけてしか食べられなかったこんにゃくが、一年を通して食べられるようになりました。ああ人民よ、こんにゃくよ、永遠なれ。
 ……と、職業上つい語ってしまい、前置きがとても長くなりましたが、これを題材にする着眼点には驚くばかり。書き慣れた文章で、よどみない一人称が読みやすさを支えてくれました。一文一文が程良い長さで安定もしており、3000字という短さをまったく感じさせない濃い仕上がり。すらすらと読めた気持ちよさは今企画で一番でした。
 反面、主人公の気持ちは「わかりやすかった」ものの、「同意はできなかった」です。これでは「祭り」に悪のりする愉快犯となんら変わりないのでは。主人公自身、ポケモンという趣旨から離れていくことを内心望んでいたような。侮辱、愚弄とまでは言いませんが、ポケモンに関する道具で悪ふざけをするあたり、ポケモンでなくてもいいから楽しめたらいい、という姿勢で生きている感じでした。これも作者さんから、作者さん自身この主人公の性格をどう思っているのか、知りたいです。


>>4 KLOA the Jet Wind
 努力! 友情! 勝利! あとサンダース(ライバルポジ)!
 王道少年読み切りマンガをそのまま小説化させたような作品!
 ……いえ、誉めてます。皮肉ではないです。やっぱりポケモン小説はこうでなくては。
 実はポケノベ書きを名乗っておりながらも、アニメや連なる映画を水の都以降ぜんぜん見ていなかったりするわたしでお恥ずかしい限り。ポケモンバッカーがどういった競技なのか、クロア同様さっぱりわからなかったので、それをきちんと劇中で説明してくださったのは大きい。映画知らずのわたしなど、新しく読者層を引き込み、なおかつ話の軸にしてひとつのストーリーを形成しているのはポイントです。いやもう、わたしはこの短編に出会うまではさっぱり知らなかったのですが、もしかして結構有名な競技だったりするんでしょうかね? だとしたら、知らなかった層であるわたしはそのままストーリー内のキャラと化し、まるでクロアの隣で同じくあくせくしている気分だったので、極上の体験を得られたのでは。
 ちょっとした問題点を挙げるとすれば、途中から()で別のキャラクターの思考が混じるために、視点がややブレがちになったことと、無理して単語を使おうとして文脈に噛み合いにくくなっていたところです。文語体なのに口語調、口語体なのに文語調、といった具合に。特別際立った文章力ではなかったです。
 それでも起承転結、これだと決めた筋書きをそのまま最後まで乱すことなく、一貫して書ききったところが何より評価したい点です。いやあ、青春ですね。ありがとうございました。


>>5 そして糸車は回る
 うーん、今回の企画で一番感想に困った作品でした。
 ストーリーに関しては特に言うことなしで、穏やかながらもアリアドス視点の物静かで綿密な描写が光っていました。些細なところまでとりあげるのがなんだかアリアドスらしく、そこに臆病な性格を掛け算されたからこその文章だったと思います。キャラクターの性格と文章運びが一致しているところが好印象です。他のキャラクターたちも尖った所がなく、感情移入が容易でした。
 ただ、メスのアリアドスへは少々コメントに窮します。なんといいましょうか、素性も何もかも謎めいたままで、どうにも掴み難いものを感じます。メスのアリアドスと出会い、母が遺した織物について考えなおしたからこそあのエンディングに辿り着けたのでしょうが、その他どういった理由で森に立ち入ってきたのかが自分の中ではなおも不明なので、未消化に終わっております。


>>6 貴方へ
 間に合わなかった、ということでしょうか。それでも勇気を出して投稿を選んだ英断には拍手。
 ポケダンの世界、ということはわかりました。冒頭の記述が面白そうだと思っただけに、中断されたところまでの展開がやけに長く、盛り上がりそうな部分がまだ書かれずに終わってしまったのが非常に痛いです。完成版を待つばかり。キャラクターは立っていたので、あとは文章を更に丁寧に推敲し、加筆していけば、より完成度が高まるかと思われます。
 あと、細かなツッコミですが、「きっと良い方向に向かうことを祈っている」は後ろに「だろう」「はずだ」を書いてくくれば安定します。


 今回はどの作品もストーリーそのものに引っかかることはありませんでした。キャラクターも思い思いのものとして確立されておりますし、それぞれ織りなすやりとりがそのまま作品の土台として敷かれ、物語として自然と形成されていった雰囲気を思わせてくれました。こういう着眼点はいいなあ! と唸りたくなる部分も随所で見受けられ、創作の醍醐味を味わえました。
 ……いい加減疲れたので次回は1番目以外で参加したいです。
  1. URL |
  2. 2015/02/05(木) 20:35:26 |
  3. 水雲 #moRH3bTE
  4. [ 編集 ]

そして糸車は回る

【投票作品とポイント】
・(ゼノム・アステル)/2pt
・(KLOA the Jet Wind)/2pt
・(イトコンミラクル)/1pt


【投票理由】簡潔に述べさせて頂きます。

・(ゼノム・アステル):斜め上を行く表現や、戦闘描写の細かさ、豊かさに加えて、『青い目のサンダース』で、あのお方かな?と唯一作者の予測がついた作品でした。じっくり楽しめて、10の使い方を十文字の『十』にして、そこからの双剣の絡め方が所がかっこいいというか、天才的というかとにかくそんな感じに惹かれました。(語彙力が無くてすいません!)
本当は3ptあげたい所でしたが、使っている単語が難しかったり、言い回しが分かりにくいものが多くて、読みにくい印象が強く、ご勝手ながら、もう少し簡単な言葉で表現することが出来なかったのか?という課題があるとして、減点させて頂きました。(本当に読解力がなさ過ぎてすいませんでした!)

・(KLOA the Jet Wind):スポーツ系の王道って感じでした。読んでいるうちにあれ?10ってどこだ?ってちょっと心配していたこともありましたが、最後のラストの得点を10、にしたという発想に驚かされました。(この流れはブザービートになって二点入って、あれ?という勝手な妄想が原因ですね、はい)

・(イトコンミラクル):あれ?モンジャラとかじゃなかったの?読み終えて最初に思ったことです。(なんだそれ)
それでも、発想が食べ物の方の糸にしたことが面白くて読みやすく、最後の落ちでやられた感があって楽しく読めました。


【投票ポイント確認欄】
(2pt) (2pt) (1pt)=5

【自由感想欄】
初めてこの文合わせの企画に参加させて頂きました、からげんきです。
ちょっと今の腕はどれぐらいかなー的な軽い感じで参加させて頂きましたが、まあ、なんというこのざまでしょう。まだまだ時間はあるとか言ってのんきにやっていたら、残り三日で焦り、推敲もあまりしないまま・・・(あとはお察し下さい)、となりました。
上の作品以外も非常に読み応えがあり、すったもんだで面白く優れているのですが、私個人の判定ではちょっと受け付けなかった要素があったりと、点を付けることにあたって見送らせていただく所がありました。

(√10) 掴みどころがなく、結局なんだったの?みたいな感じでした。途中の10のエピソードが何かしら関係してくると思うのですが、夢落ちなのかもはっきりせず、【あなた】の意味もいまいち分かっていないまま物語が終わって、はて?みたいな感じでした。解説的なものを最後辺りに入れてもらえれば、もう少し惹きつけられたと思います。(読解力がないだけですねすいません)

(貴方へ) 会話文の割合から、初心者っぽさ(おまえが言えるのか?)があって、なんかほのぼのとした雰囲気でした。実を言うと私はこういう稚拙な感じが好みだったので、点を付けるか少し悩んだところがありました。
プクリンがギルドを辞めたあとのポケダンの世界か、的な感じだったと思うんですが、いまいちその設定をよく使えていない印象がありました。

最後に、言える存分ではないと思いますが、皆様方、お疲れ様でした!
  1. URL |
  2. 2015/02/08(日) 15:31:14 |
  3. からげんき #MPiFlUqs
  4. [ 編集 ]

○「ゼノム・アステル」
 19983文字
 どことなく古めかしい話の流れを感じます。こういう古風で漢気的な作品、個人的には大好きです。
 蒼天の拳を最近まで読んでいたのですが、そういう漢の熱さが伺えました。憧れますよね。
 ズドンとのし上がるような興奮はありませんでしたが、じわじわと内から滲み出るような熱を帯びた作品だと思います。
 読み始めは固有名詞の漢字が多くて面食らったんですが、読み進めれば特に障害無く読めたなと思います。
 ただ読んでて単純に長いなあと思いました。後にあるKLOAは似た字数ですが、それと比較すると単純にこっちが長いと思いました。
 おそらく字体が固いのと、後半にかけて場面展開が多く感じたからだと思いますが……。
 あとタイトルがよくわかりませんでした。欲を言えば作風がこうなのだからタイトルも漢字で攻めてほしかったかも……。
 しかし十の使い方もすごく独特で、こういう風に使えるのは水雲さんらしいと思います。その手腕には流石と感嘆。
 最初の数行ですぐこれ誰かは分かりましたわ! こういう作風はクセが強いと思いますが、面白かったです。
 >>命は殺さず、音を殺しておいた。
 この言い回し超かっこいい!! 一度でもいいからこんなん言ってみたい!
 しかしサンダースが剣ってのはどうもイメージが追いつかない……。

○「√10」
 10043文字
 ごめんなさい。あまりよく意味が分かりませんでした。厳密には置いてけぼりを喰らった感覚です。
 かろうじてタイトルの√10の意味を考察しました。ハルオが√10でテトラも√10で、二人かけて10ってことでしょうか。十人いるし。
 一読したその場での感想としては、「分からなさすぎるために分かろうと思うまで読み込めなかった」というのが全てです。
 最初のジラーチと思わしきポケモンの登場でジラーチの話になるのかと思えばもう全然そうではなくてどんどん目まぐるしく場面が変わる点に追いつけませんでした。
 とはいえ、各パート毎単独で見れば、随所に遊び心があり(言われるまで気付かなかったネタも多いんですが)、上手いなあと思います。
 おそらく作者はオンドゥルさんではないかと思いますが、第二段落は神速の旗のセルフオマージュでしょうか。こういう使い方は面白い。そういう意味ではループっぽいのもリフレインレポートから来ているような。
 個人的には第三段落の
 >>遊びふける事は、「遊び」「老ける」事でもある。私は悠久の時間を無駄にするところだった。
 この言い回しはすごく好きです。
 さてハルオは一体何者で何をしたいのか。テトラも何者で何をしたいのか。そもそもこの作品の主題或いはそれに準ずる何かはなんだったのか。そこに関しては汲み取れませんでした。自分の読解力の無さを恥じます。
 個人的にはまだまだ考察しがいのある作品だと思います。

○「イトコンミラクル」
 3028文字
 タイトルとミラクル交換という時点でまさかとは思いましたが思った以上にまさかでした。
 ポケノベの企画といえば、過去にも電柱が主人公というぶっ飛んだものが優勝作品になりましたが、それに勝るとも劣らずのシュールさを醸し出していたと思います。
 何故こういうアイデアが浮かぶのか。個人的には果てしなく謎ではありますが、その斜め上の発想を単純に称えたいと思います。 発想の勝利!!
 この作品はすごく私の個人的な趣向となりますが二点だけ「好みではない」と思う点があります。
 一つとして、この主人公が人間的にタチが悪すぎるということでしょう。悪戯目的で糸こんにゃくを放るどころかあまつさえ最後はスリをしている。悪は悪でも強い信念があるのではない、浮ついた薄っぺらい人間だということが本当に申し訳ないんですが気に食いません。身近にいても仲良くしようとは一切思わないです。
 もう一つとしてはこの話はグッドエンドでもバッドエンドでもない、なんかよくわからない終わり方だったという点です。
 短編といえば長編よりも、グッドエンドだけでなくバッドエンド、或いはもっと違う何かなど幅広く見ることが出来るのが大きな個性だと思います。しかしこの作品では適切な例ではないと思いますが、日記とか、SNSみたいな締め方だなあと感じました。
 主人公も人間として薄っぺらく、話の締め方も締まりが悪いように思います。もう少し違う結末であれば、思うことも変わっていたかもしれません。

○「KLOA the Jet Wind」
 19999文字
 少年漫画の読み切り作品のようなちょうどいい感じの熱さだったと思います。(どちらかというとジャンプよりコロコロ的な)
 キャラの個性も十二分に出ていたと思います。もう一声言うのなら、ボルトとの因縁をもっと掘り下げてた方がカタルシスがあったかも。
 たぶんそこに「ちょうどいい感じの熱さ」で終わってしまったのかもしれないなあと思います。
 「クロアの覚醒」という主題においてはとてもいいなと思いましたが、覚醒に行きつくための「立ち憚る壁」がそれでよかったかと。
 折角優勝候補相手なのにボルト以外の選手についてはあまり尖った印象が無かったので、ボルトを目立たせるならばそれこそクロアとボルトにも因縁が欲しかった!
 もしくはもっと敵チーム全員に何か色を出して、もっと大物っぽさとより劣勢からの逆転劇をぶつけるか。
 後者は字数的にも展開的にも大変だと思うので、私としてはボルトの扱いをどうするかでこの話はまだまだ二倍、三倍面白くなると思います。 総評でも書いてますが、私はこの作品の魅力はまだまだこんなもんじゃない! と勝手に思ってます。
 とかかんとか言いましたが純粋にとても面白かったです。バッカーは映画にチラとだけ出たものらしいですが、そこを引っ張ってこられる着眼点はお見事だと思います。
 味方側のキャラも個性が立っており、ゼノム・アステルと並んで気持ちが入りやすかった作品だといえます。
 邪神の剣は何が由来なんだろう……。他のキャラはプレイスタイルに沿った二つ名が出てただけにちょっと気になる。
 タイトルも読後にハッとするような素敵なものでした。

○「そして糸車は回る」
 14284文字
 これもすみません。よくわかりませんでした。どちらかというと好みでない、というのが圧倒的なのでこの後の感想は読んでも読まなくてもどっちでも構いません。
 大阪生まれ大阪育ちの私は、小さいころから母や父に「オチをつけて話しなさい」と育てられてきました。その影響もあってか、短編は吉本新喜劇のようにスカッとした読了感があるものを好む傾向にあります。その前提で以下をお読みください。
 あまりハッキリしない性格のアリアドスが、よくわからない母の織物の謎を追ったまま、結論としては織物は謎だからその謎を探そう。これはあまりにも主人公が得るものが無さすぎるのでは……。
 私は「アリアドスの成長」が主題だと思ったのですが、これでは成長したという感じがよくわかりませんでした。彼が織物の謎を生き甲斐だと捉えたのは結構なんですが、それが読んでるこちらとしては更に謎を深めた上に全然共有できませんでした。お前本当にそれでいいの……?
 森のポケモン達がよそ者アリアドスをあの程度で態度が悪いと切り捨てて忌み嫌うのも全く共感できませんでした。むしろ森のポケモン全員がなんという心の狭さだと思ってしまう始末。(確かに森といえば閉塞的な空間として扱われることも多い舞台ですが、これは極端では)なにか閉鎖的であることが必要となるエピソードがあれば納得できました。
 字数の割に話に関係ない情報が多く、文章を水増しさせてる感がさらに読みにくさを加速させたと思います。
 具体的には季節が物語には関わらないのに夏がどうとか獲物がどうとか、二十八歩以上歩いたことない(引きこもりニートであることを示すには機能してる?)とかそれ本当に要る? と思うことがチラホラ。
 長編でならそれも個性になるかもしれませんが、短編みたいな読んだ十分程度しか付き合いがないようなキャラクターで、しかもそこまで魅力的でも無いのにほいほい情報与えられてもなんだかなあ。って気はします。
 
○「貴方へ」
 11106文字
 小説を書いていくうえで、いくつか私には信念があります。そのうちの二つをこの機会ですので伝えようと思います。
 一つ、未完結の作品を投稿しない。未完成とはいえとりあえずオチまでたどり着いたものであればいいですが、あまりにもこれは途中過ぎる。
 一つ、キャラ紹介はしない。今からこれについてだらだらと話していきたいと思います。
 多くの方も同じことを考えていると思いますが、キャラ紹介をいきなりし始める作品は短編であっても長編であってもあまりよくみられません。長編の作品が長すぎるあまり、キャラを整理しようとして生じるキャラ紹介なら構いませんが。
 理由としては、作者自身がそのキャラクターの性格や性質を文章中で披露する実力が無いものだと初めから放棄しているものだと受け取られるからです。
 良い作品はキャラ紹介などなくてもそのキャラの性格が十分に滲み出てきます。それに関してはゼノム・アステルやKLOAを参考にしてください。
 内容については未完成なので触れるつもりはありません。またいずれ機会があればということで。

☆投票
【投票作品とポイント】
・『KLOA the Jet Wind』/3pt
・『ゼノム・アステル』/2pt

【投票理由】
今回は非常に投票迷いました。どうしたものかなあと悩んだ結果、上記のとおりとなりましたがどう悩んだかを以下に並べていきます。
当初は上記二作は共に2ptで、あと一作に1pt(√10かミラクルイトコン)を投げようと思っていました。
しかしここで問題が二つ。どっちに1ptあげればいいのか。ゼノム・アステルとKLOAは本当に同列でいいのか。
時間がたつにつれ、自然と問題は後ろの方にシフトしていき、KLOAの方に揺らぐこととなりました。
個人的にはKLOAにあげた1ptは、今後への期待という意味を多く含んでいます。ゼノム・アステルは完成された感じが強く印象にあるため、KLOAに票を投じることで作者さんへの今後の励みになればいいかなあと。

【投票ポイント確認欄】
(3pt)+(2pt)=5pt

☆総評
 今回は感想を書きながら申し訳ないなあという感じがあります。どちらかというと自分の中での消化不良な感じが多いのが由縁ですね。
 自分が投稿出来ずで棚に上げてるような感じも、少なからず見えてしまっているかもしれないということに更に申し訳なさを感じます。
 後日もっと感想を聞きたい、もっと話し合いたいなどがあればチャットやツイッターなりで声を掛けていただければよろしいかと思います。
 一応こちらとしてはネタだけはあったんですがオチが決められず、あと書く時間が無かったので投稿できずで悔いが残った感じですので、またいずれ機会があれば書きたい次第です。
 また運営としての総評は後日機会があればしたいと思います。
 皆様お疲れ様でした。
  1. URL |
  2. 2015/02/08(日) 21:19:15 |
  3. 照風めめ #S5yfqSqs
  4. [ 編集 ]

名前:朱烏
自作品タイトル:KLOA the Jet Wind

【投票作品とポイント】
・√10 / 3pt
・ゼノム・アステル / 1pt
・そして糸車は回る / 1pt

【投票理由】
自由感想欄にて後述。

【投票ポイント確認欄】
3 + 1 + 1 = 5

【自由感想欄】
>>1『ゼノム・アステル』
 自由感想欄だというのに自由に感想が書けない、そんな物語でした。壮大で荘厳で、二匹の生きざまと師匠との思いでもこれでもかと思うほど綴る。
 作者に力量がないと書けない物語だというのはわかっています。ただ脳がついていかなかった。単純に好みがあわなかっただけかもしれません。難解な言葉も数多く出てきて、ちょっと置いてけぼりを喰らった感じがありました。
 しかし、どれだけ好みから外れてようとこれに点を入れないわけにはいきません。というわけで1ptです。

>>2『√10』
夏目漱石『夢十夜』の第一夜をベースとした物語ですね。
高校時代に夢十夜を読まされて、なかなか理解し難いと思った記憶があるので、この物語に対しても同等の感想をもってしまうのですが、それは作者がわざわざそういう風に作り込んでいる以上触れないことにします。それでも持ち点の半分以上を入れたのは、文章の美麗さと、元ネタの夢十夜に負けることなく短編として昇華させた手腕に敬意を表して、ということです。
九人の同朋は全員ハルオそのものなのでしょうか。十回の転生を繰り返し、選択肢をすべて「つづきからはじめる」を選べたときに、初めて千年を過ごしたことになる。「さいしょからはじめる」ではまた千年をやり直す羽目になる。
元ネタの夢十夜では、主人公は百年経たぬうちに女を疑った故に、生身の女にはついぞ会えることはなかったのですが、こちらでは千年という十倍長い月日を待てるだけの人であったようですので、おそらくこの先はハッピーエンドで終わるのでしょう。
長々と綴っても堂々巡りするだけですのでこれで終わりにしますが、どうしてもタイトルの√10だけが何を意味しているのかわかりませんでした。是非教えていただきたく存じます。

>>3『イトコン・ミラクル』
なぜに糸こんにゃくなんだ!

>>4『KLOA the Jet Wind』
描写が下手。構成も甘い。もっと精進しろ。

>>5『そして糸車は回る』
 初っ端から「紡がられる」という誤字に頭を混乱させられました。誤字脱字はしかたありませんが、せめて最初の導入文くらいは正しく書いた方がいいでしょう。
 僕の誤認でなければ、以前僕はあなたが参加した小説コンテストに参加していました。その時、文章の瑕疵はやたらと目立つのに、そんなことがどうでもよくなるほどキレのある鋭利な心理描写に心惹かれました。
 今回はそのキレが少し鳴りを潜めていたように感じます。原因として、序盤の母親が亡くなるシーンまでと、終盤までの間が長すぎたのではないかと思っています。序盤のシーンは本当に良かった。
 逆に、終盤で主人公が察した母親の行動原理はもう少し詳しく描写してもよかったのではないかと思います。
 完全版があったら見てみたいと思ったので、1pt。

>>6『貴方へ』
 字数制限のある短編において重要なのは、物語の世界観を読者にすぐに浸透させることです。世界観の説明は手短に行った方が無難です。キャラクターの説明も、できれば地の文から読み取らせた方がいいでしょう。
 そしてもう一つ重大なことですが、完成させてから投稿したほうがいいと思います。中途半端では適正な評価すらしてもらえない可能性が高まってしまいます。
  1. URL |
  2. 2015/02/13(金) 01:32:16 |
  3. 朱烏 #-
  4. [ 編集 ]

名前:レイコ
自作品タイトル:
【投票作品とポイント】
・「√10」/3pt
・「ゼノム・アステル」/2pt

【投票理由】
・「√10」:
 後半、読む目が押し流されました。
・「ゼノム・アステル」:
 文体から迫る任侠感が好きです。 

【投票ポイント確認欄】
3pt+2pt=5pt

【自由感想欄】
「ゼノム・アステル」 
原型・擬人化どちらとも取れる、はたまたポケダン世界風なのか少し分かりにくかった点を除けば時代小説のような読みごたえがありました。ポケモンの外見イメージと配役が非常にマッチしていたのが雰囲気づくりに一役買っていたと思います。

「√10」
一読しただけでは内容が理解できませんでした。二度目三度目とリトライしましたが、やはり確信がもてる解釈には至りませんでした。そもそもこれはループ物なのでしょうか。それとも実は別物なのでしょうか。謎は謎のまま感覚で愉しませていただきました。
 
「KLOA the Jet Wind」 
ポケモンバッカーが主題の小説は前から読んでみたかったので、実現してくださりありがとうございました。チーム一丸となって戦う様子が楽しかったです。クロアの活躍シーンはもっと多く見たかったです。

「イトコンミラクル」
糸をいとこん、さらにミラクル交換と組み合わせる発想をどこのどなたが思いつくでしょうか。かなりの低確率がつながり合って生まれた名作・迷作に間違いないです。ただオチがちょっぴり伝わりにくかったのが惜しまれます。

「そして糸車は回る」
テーマ糸をストレートにもってこられたところが、いいと思いました。作品を通し、穏やかなゆっくりとした命の流れる時間を感じることができました。
 
「貴方へ」
キャラクターが明るくて読んでいて元気がもらえました。〆切の関係があったらしく、余韻にひたれるラストを迎えられなかったのが心残りですね。

皆様お疲れ様でした。
  1. URL |
  2. 2015/02/13(金) 22:51:14 |
  3. レイコ #nwLcC5C6
  4. [ 編集 ]

名前:さねたか

【投票作品とポイント】
・√10/2pt
・イトコンミラクル/2pt
・ゼノム・アステル/1pt
....

【投票理由】
・√10
文章力、読了感、読みやすさ、いずれを取っても上質でした。夢のなかを行くような物語はどこか崩壊しているような、歪で、それでいながら淡々としていて……圧巻でした。面白い。いろいろと悩みましたが、一番初めにこれだ!と思った作品だったので投票した次第です。

・イトコンミラクル
まさかイトコンが飛び交うなんて!意外性と確かな文章力、すさまじいまでの糸こんにゃくへの執着に心がおどりました。非常に娯楽性が強い作品ですが、それでいて不気味かつ繊細でしたので投票いたしました。

・ゼノム・アステル
時代劇とポケモンの融合。面白かったのですが、少々当て字がつらかったものの、それでも面白いと感じさせるいい作品でした。

....

【投票ポイント確認欄】
2+2+1=5

【自由感想欄】

「ゼノム・アステル」
一行目から「お!時代劇調だ!」とわくわくしながら読ませていただきました。剣劇を見ているかのような描写の数々に脳内はにわかに白熱し、独特の世界観に感心の連続でした。ちょっとばかり大げさな台詞回しも舞台と合わさって時代劇となり、頭のなかでテールナーの咲花が場数を踏んだ姉さんとして着物姿でしゃなりしゃなりと歩き出しました。ただ、私の理解力が足りないのか舞台となっている世界が中国大陸なのかはたまた日本なのか判然としませんでした。独自世界と言われればそれまでなのですが、ジョウトやホウエンの名前が出てきているので日本寄り……かと思いきや名前の響きが中国寄りだったので街並みなどを想像する時に少々困ってしまいます。
呼真の師匠に対する悲しみと怒りとが綯交ぜになった言葉が非常に心に残りました。そして、最後にふたりがどうなったのか……走馬灯のように続く青風の独白。このオチの切り方も雰囲気を出していてよかったです。

「√10」
10というテーマでこれを思いついたという作者の方に親近感を覚えます。また、文章力も抜きんでていて「ああ。これは敵わないな」と早々に降参いたしました。なんだか古めかしい懐かしさを感じる文体で、かといって難しい言葉が出てくるでもなくするすると読み進められました。そしてパズルを解いていくように【あなた】パートを何度か読み返し、自分なりに納得した瞬間に感嘆の息がもれました。(この納得が作者様の意図するものと違った場合恥ずかしいので胸に秘めておきます)
謎めいた幻話が好き、という真に私的な傾向でありますがこういう「時間」と「空間」があいまいな舞台はそそられます。夢のなかを進むような不安定さが淡々と切れ切れに語られ、そして「つづきからはじめる」という謎めいた括り。ジラーチを彷彿とさせる笹と短冊。閉じられ繰り返す世界のなかでおそらく少しずつ世界が変わっていくのだろう、と思わせる余韻がよかったです。何度も読んで噛みしめる、その可能性と面白みに感動します。

「イトコンミラクル」
イトコン、ポケモン世界に君臨す。
まず初めに「なんだこれ」となり、次第に「イトコンはオワコンじゃない!」と私と共に憤慨していました。読み終わったあともなんだこれという感情は持ち続けていましたが、淡々とした文章とマッチした狂気の糸こんにゃく偏執には拍手を送りたいです。特に主人公がイトコンをクリーチャーとし、ついに生き物かのように扱い始めたあたりの盛り上がりが半端なく面白かったです。犯罪に手を染めてしまったのはいけませんが……。
最後の少年が出したボールから飛び出したのはイトコンですよね?主人公は相手を気遣って(変な気遣いだ!)袋のまま入れていたので、跳び出したのは触手のクリーチャーってことは袋の状態ではなかったのかなと思いました。もしそうだとすれば主人公以外にもイトコン信者がいるのでしょうね……なんだか感慨がわきます。
短いのに上手くまとまっていて、さらに文章もまとまりがいいという素晴らしい作品でした。

「KLOA the Jet Wind」
クロアとウズマの掛け合いが楽しい!スポーツ物によく合った軽妙な文体はとても読みやすく、少年漫画さながらの展開は読み初めから引き込みが強かったです。二つ名のそれっぽさがまた際立っていました。
それだけに、ポケモンたちだけで試合に挑んでいるふうにみえてしまったのが残念です。トレーナーも共にポケモンと心を合わせて挑戦する、それがポケスロンだと思うのでトレーニング中にいっさいトレーナーが出て来なかったのが不自然に思えました。「知将」と称されるトレーナーならもっと試合中に策謀を出したりしてほしかったです。途中で監督として指示を出していますし、相手チームの研究もしていましたが、強さの裏打ちとしてはやや味気ない感じがします。いっそのことポケモンたちだけの世界、という設定にした方が丸く収まったのではないでしょうか。
細かい話ですがボルトはどうやってエリクに辞める、すなわち手持ちから解放してほしいと頼んだのでしょうか。ポケモンがそういうふうに意思疎通できる世界観なのか、なんらかのアクションをしたのか。少し疑問に思いました。
いろいろと言いましたが、熱くてテンポの良い作品でした。

「そして糸車は回る」
不気味な童話かな、と思いながら読み進め、人生は織物という深いだと気付きなるほどなぁと思いました。文章はたまに「おや?」と思うところがありましたがおおむね読みやすく、よかったです。
ただ、お母さんの行動が自分的には突拍子がないというか、物語のために強引な形になってるように感じました。主人公の機織りをする目的も首をひねるような感じで、私が汲み取れていないのでしょうが何の為に生きるのか、という問いかけの答えにしてはあいまいではないかと。もっとこう、しっかりとした終わりをみたかったです。その織物を誰かの役に立てるとか、使い道を見出すとか……。オチのインパクトが弱かったのが残念です。

「貴方へ」
完成していないとのことなので、申し訳ありませんが大きな感想は控えさせていただきます。
気になったことがひとつ。ダンジョン物ということは人間はいないのかな、と思うなかでビルやバスといった「人間ならでは」の無機物が登場したのには困惑してしまいました。某森で生活するゲームみたいな世界なのでしょうか。そのあたりの説明があれば良いかと思います。


皆さんお疲れさまでした。
はじめて企画作品を読ませていただきましたが、どの作品も甲乙つけがたく、最後までぐずぐずと悩んでしまいました。
楽しい時間をありがとうございました。
  1. URL |
  2. 2015/02/13(金) 23:59:29 |
  3. さねたか #97sfFD/E
  4. [ 編集 ]

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